翻訳会社を選ぶ基準~おすすめのポイント

無料の機械翻訳が登場し、誰でも簡単に翻訳を得られる時代にはなりましたが、製造業や精密機械などをはじめとするビジネスにおいては、やはりプロの翻訳会社に依頼することを検討されている企業様も多いことでしょう。
しかし、数ある翻訳会社の中から、どういう視点で何に注意をして翻訳依頼をするべきなのか分からないという企業様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、良い翻訳会社を選ぶ際のおすすめのポイントをご紹介いたします。

高品質な翻訳であること

翻訳の品質は、世界での企業イメージに大きく直結します。一つの誤訳によって全体の意味が変わってしまうこともあるので、ビジネスへの損失を防ぐためにも、高品質な翻訳であることはとても重要なことです。
そのための目安として、下記点をご確認ください。

1. 品質管理体制が構築されている

以下に挙げるすべての体制が整っているかは、重要なポイントとなります。
低価格の翻訳はコストを抑えるために、以下の体制が抜けている場合もありますので、事前に確認しましょう。

    • 専門分野の翻訳者

専門分野を持つ翻訳者による作業で、翻訳の精度を高めることができます。

    • ダブルチェック体制

2人以上で翻訳のチェックを行うことで、誤訳や誤字脱字などのミスを防ぐことができます。

    • ネイティブチェック体制

現地の言語で違和感のない翻訳を行うことで、製品やサービスに対しての信頼度が高まります。

2. 長年翻訳事業に携わり、実績が豊富

上記に併せて、翻訳事業の期間や実績も確認しましょう。
表向きは品質管理体制が整っていたとしても、創業からまだ日が浅く経験値が低かったり、継続したビジネスを行っていなかったりする翻訳会社もあります。
創業年数がクライアントからの信頼度を知る一つの目安になるでしょう。

3. 文書の使用目的に合わせた翻訳ができる

マニュアルやカタログ、プレスリリースや契約書など、文書によって使用される用語やスタイルは様々です。使用目的に合った翻訳ができるか、その分野の実績があるかを確認しましょう。
多言語への翻訳が必要な場合は、グローバルなネットワークを構築している翻訳会社であれば、各言語のネイティブ翻訳者が文書の使用目的に合わせた翻訳をすることができます。翻訳会社のホームページを見て、翻訳を希望する言語の実績が豊富であるかを確認しましょう。

4. 各種ツールを適切に使いこなせる

翻訳をするうえで、現在では翻訳支援システム(CATツール)、辞書機能、AI翻訳など、様々な手段が存在します。今や高品質維持や納期短縮、コスト削減には欠かせないと言えるでしょう。
より効率的な方法を提案してもらうためにも、こうしたツールを使いこなしている実績がある点も確認しましょう。

価格が適正であること

日本翻訳連盟のサイトには、翻訳料金の目安が記載されています。
専門性や納期、翻訳量など状況によって異なりますが、一般的な相場を見ながら価格が適正であるかを確認することをおすすめします。

参考: 翻訳料金の目安 (日本翻訳連盟)

担当者の対応が丁寧かつスピーディーであること

翻訳と言っても、成果物は多種多様です。中には、プレスリリースなどのコンフィデンシャルかつスピードが求められるものがあります。
翻訳会社の担当者が柔軟で臨機応変な対応をしてくれそうか、メール返信、電話応対などはスピーディーであるかなども翻訳会社を選択する際の基準になります。また、品質レベル、納品形式や納期、予算など、どれだけ依頼者の要望を事前に丁寧にヒアリングして対応してくれようとするのかも、大切な要素です。

まとめ

翻訳会社はたくさん存在するため、迷うこともあるかもしれませんが、今回ご紹介したポイントを考慮しながら自社の翻訳ニーズに合わせた翻訳会社を選ぶことをおすすめ致します。
創立以来およそ30年、シュタールジャパンは、企業および法人のお客様に質の高い翻訳を提供してまいりました。翻訳に課題を抱えている企業様は、是非お気軽にご相談ください。

 

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